Case Study
導入事例
2022/03/16
製紙工場で複数のストレーナが頻繁に詰まる!課題解決
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1. 課題|ストレーナが頻繁に詰まるので、清掃の負担が大きい!
大手製紙工場の工務ご担当者様からのご相談。
従来から設置している複数のストレーナが、工場の取水・用水の濁度が高まる度、頻繁に目詰まりしているとのこと。
工場ではその目詰まりの度に生産ラインを止め、ストレーナの清掃作業を強いられていました。
その結果、ライン稼働率が下がり、コスト負担にもつながり、閉口しているというものです。
2. 原因|台風や田植え時期の水の汚れ。複数台のストレーナが手間を増大
目詰まりの原因は、取水の混濁状態。濁度が上がる原因は大きく2つありました。
1つめ。この製紙工場では、工業用水を河川や地下水から取水していますが、近年、天候不順や台風によってたびたび河川の濁度が高まり、取水にも砂・藻・泥・葉などが多量に混じる状況になること。
2つ目は、田植え時期になると地下水の取水ラインに多量の泥・砂が流れ込み、取水の濁度が上がること。
その度に目詰まりを起こし、手間のかかる清掃作業を余儀なくされていました。
隠された課題は、取水ラインが複数あり、それぞれ個別にストレーナが設置されているライン設計。
すべてのストレーナの目詰まりを、手作業で洗浄する必要があるために、手間が増大していたのです。
3. 解決策|『世界定番』ボールフィルターのオートストレーナを導入
当社にて現地を詳細に調査・分析。その結果、ボールフィルターのオートストレーナにて、このお悩みを容易に解決できると判断。早期解決を目指し、最適な当社製品をご提案、導入を決裁いただきました。
4. 効果|ライン集約、清掃フリー、水質向上、しかもコストダウン
取水ラインごとに設置していたストレーナを1機に集約!
ボールフィルターのオートストレーナであれば、複数の取水ラインの2次濾過を1機のオートストレーナでこなすことが可能です。
当社オートストレーナの導入により、取水ラインを1本にまとめることを実現。そのパフォーマンスにより、以前より効率的なろ過が実現しました。
しかも…
1日3回の清掃作業(3時間x240日=年間720時間)が、0回に!
完全自動運転が実現。清掃作業が無くなり、製造ラインにも安定して水を供給できるようになりました。
さらに、ろ過精度を細かくしているため、後段ラインへの水質も向上しています。
5. 導入機種|オートストレーナ/自動逆洗フィルター型式6.18.3
解決したのは、ボールフィルターのオートストレーナ「自動逆洗フィルター型式6.18.3」。
どんな条件下でも高いパフォーマンスを発揮するスタビリティーモデルです。
ろ過精度 | 10μm~5mm |
流量 | 100L/分(6m3/時)~ |
運転圧力 | 0.15MPa~1.6MPa |
出入口接続口径 | 50A~600A |
ハウジング材質 | 鋳鉄+樹脂塗装/鋳鉄+ラバーライニング |
エレメント材質 | ステンレス(316Ti)/2相ステンレス |
※最適な処理量は条件により異なります。詳細はお問い合わせください。
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