2024/10/31

オートストレーナのサイズは?【オートストレーナQ&A】よくあるご質問-05

オートストレーナのサイズは?【オートストレーナQ&A】よくあるご質問-05

◾️Q オートストレーナはどのくらいのサイズですか?

◾️A ボールフィルターのオートストレーナは、他社製品と比較してコンパクトかつ軽量です。

・理由は、小型のフィルタエレメントが生み出す大きな濾過面積

濾過処理量には、ろ材(フィルタ)の有効面積が大きく影響します。
ボールフィルターのオートストレーナは、1台の製品本体の中に小径のキャンドル型エレメントを複数配置することが特徴です。このエレメント面の総計がそのまま有効濾過面積となるので、コンパクトでも大容量の処理が可能です。
一方、一般的な他社製品は、1台につき一つのバスケットでろ過を行います。同じ容量を確保しようとすると必然的にバスケットの直径の大きさ、もしくは長さが必要となり、大型化します。
エレメントの長さ(高さ)が同じ場合、ボールフィルターとの処理症の差は歴然。大容量を求める場合、この差はさらに広がります。
ボールフィルターは限られたスペースを最大活用するから、お客様が必要な処理容量に対してコンパクトな製品をご提案できるのです。

洗浄方式別の比較詳細については、下記の記事をご覧ください。

・オートストレーナ6.18.3のサイズラインナップをご紹介

表の通り、ボールフィルターは口径300Aサイズに対応する場合でも1m四方に満たない設置面積しか必要としません。狭いスペースしか取れない場所であっても設置のご提案が可能です。
また、過去には、出入口口径がほぼ同等(500A以上)の他社製ブラシ式オートストレーナとの比較において濾過面積が10,000㎠以上上回りながら、小型で、重量が約1/5程度だった実績もございます。

・砂ろ過装置からの置き換えで、設置スペースとメンテナンスコストを大幅に削減

条件が合えば、砂ろ過装置からの置き換えにも対応可能です。
この場合、ボールフィルターのオートストレーナであれば1台で砂ろ過装置最大3台分に当たるろ過能力が見込めるため、設置スペースを最大約97%も削減可能。空いたスペースの有効活用が可能になります。
さらに、砂ろ過の場合は定期的なろ材交換(砂や砂利、樹脂など)が必要ですが、オートストレーナならメンテナンスフリー。ランニングコストまで削減し、まさに一石二鳥の効果を発揮します。

砂ろ過装置にも設置されている通常のストレーナ(Yストレーナなど)とオートストレーナの徹底比較は、こちらの記事をご覧ください。

また、初めてのオートストレーナ導入や他社製品からの乗り換えをご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。