オートストレーナお役立ち
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2024/12/24
年間1080万円のコスト削減!【実例】オートストレーナでここまで変わる!
1.ストレーナの隠れコストを見直す
ろ過で一般的に使用されるY型ストレーナやU型ストレーナは、初期費用が比較的安価で、一見するとシンプルで使いやすい選択肢に思えるかもしれません。しかし、その運用には隠れたコストが多く、長期的には大きな負担になります。
特に見直したいのが人の手による清掃のコスト。
ストレーナの清掃作業を当たり前のように受け入れ、人手作業を「コスト」と考えていない企業も少なくありません。
しかし、実際には人件費は無料ではありません。
「人手に頼りすぎた運用」が、コスト削減の工夫を妨げる元凶とも言えるのです。
・隠れコスト1)手動清掃で人件費が増大
Y型やU型などの旧来型のストレーナは、清掃のために人の手を借りなければなりません。具体的な数字には表れにくいのですが、実際には「人件費」と「時間」というコストがかかっています。しかも、頻繁に!
これがストレーナの数だけ積み重なって、年間数百万円規模にのぼる負担につながっている工場もあります。
コストだけでなく、作業者にとっての負担になっていることも事実です。
・隠れコスト2)メンテナンスコストの増加
ストレーナの目詰まりが頻発すると、清掃の頻度が増え、ランニングコストが割高になります。これにより、運用コストが長期的にかさんでしまうことになります。
・隠れコスト3)稼働率の低下や歩留まりの悪化
ストレーナの目詰まりが起きると、作業者が現場へ急行し、バックアップストレーナへの切り替えを行う作業が発生します。設備によっては前後の設備機器を停止する必要があり、その間生産ラインが止まります。チョコ停の頻発は、設備稼働率や生産効率の低下、歩留まりの悪化に直結します。時間生産性を重視する工場にとっては、見過ごせないロスであると言わざるを得ません。
無駄なコストが膨らんで、生産力が下がる──結論として工場経営全体に悪影響を与えていることになるのです。
2.【劇的コスト削減の実例】オートストレーナでここまで変わる!
「設備稼働率・試算効率を上げ、無駄なコストを削減したい」それは、どんな企業・工場にとっても重要な課題であるはず。だからこそ、ボールフィルターのオートストレーナが最適なソリューションになります。
オートストレーナの導入によるコスト削減効果は、様々な分野で実績として表れています。以下は、実際に導入された事例とその成果です。
・A社【取水|Y型ストレーナの置き換え】
・費用:年間1,080万円削減
・時間:99.97%削減
従来のY型ストレーナは、頻繁に目詰まりが発生し、清掃作業のために設備を停止。作業員の手動清掃に多くの時間と労力が割かれていました。オートストレーナの導入で、自動清掃機能により生産設備のダウンタイムを最小限に抑えることができるとともに、清掃作業の負担が大幅に軽減。メンテナンス費や人件費の削減が実現しました。
・B社【取水|砂ろ過の置き換え】
・費用:年間800万円削減
砂ろ過設備のメンテナンスにかなりの費用がかかっていました。ろ過精度的にも十分後段の機器保護ができるとの判断で、オートストレーナを導入。手動での清掃作業が不要となり、ラインを稼働させたまま、かつ水量を落とさずにクリーンな状態を維持できるようになりました。このため、生産ラインの停止時間はほぼゼロに。さらに、設備の寿命が延び、部品交換頻度も大幅に減少。維持費用の抑制により、トータルでのコスト削減と運用効率の向上が実現しました。
・C社【用水|ストレーナの置き換え】
・費用:年間400万円削減
・時間:99.93%削減
従来のストレーナは、頻繁な清掃とメンテナンスが必要で、作業員に大きな負担をかけていました。オートストレーナの導入により、自動清掃が可能となり、作業員による手動清掃の必要がほぼなくなりました。年間400万円ものコスト削減が実現。設備の停止時間が劇的に減少し、ライン稼働率が向上しました。
・ボールフィルター導入によるコスト削減効果(試算)
この他にも、ボールフィルターのオートストレーナは、多様な分野で大幅なコスト削減効果が見込めます。ここでは実際の工場への導入効果の試算をご紹介します。
年間削減コスト(試算額) | |
D社 取水(砂ろ過の置き換え) | 約700万円 |
E社 冷却水 | 約390万円 |
F社 ボイラー冷却水 | 約120万円 |
G社 取水 | 約180万円 |
3.なぜ、オートストレーナでコスト削減が叶うのか?
ボールフィルターのオートストレーナは、“目詰まりさせない”優れた自動清掃機能によって、作業者を清掃の手間から開放します。ラインのダウンタイムもなくなります。
これまで見逃されがちだった「隠れたコスト」を削減して、業務効率の向上を実現するのです
・コスト削減の理由1)自動清掃機能による作業効率の向上
ボールフィルターのオートストレーナは、強力な自動清掃機能を備えており、フィルターが目詰まりすると自動で清掃を開始。フィルターを隅々まで洗い流すクロスフロー逆洗方式により、フィルターをクリーンに保つので、面倒な清掃作業が不要となります。
つまり、清掃作業に割いていた時間を他の重要な業務に充てることができるため、労働力を効率的に使うことができ、無駄な人件費を削減できます。この省力化は作業者の負担軽減・労働時間の改善にもつながります。
・コスト削減の理由2)メンテナンスコストの削減
ボールフィルターのオートストレーナは、筐体構造はシンプル・堅牢で、エレメントや主要部品には長寿命の耐腐食性素材を採用しています。消耗品を最小限に抑え、パーツ交換のコストも低減。定期メンテナンス以外の開放作業を一切必要としないため、全体的なメンテナンス費用が抑えられます。
・コスト削減の理由3)ライン稼働率の向上
旧来のストレーナは清掃のたびに設備を停止する必要がありますが、ボールフィルターのオートストレーナはラインを止めずに自動清掃し、自動でライン上からゴミを除去します。そのため、クリーニングやフィルター交換にかかるチョコ停を必要としません。生産ラインの停止時間がほぼなくなることで、稼働効率が大幅に向上!生産性が向上します。
4.自動化と効率化で企業のコスト削減を加速
ボールフィルターのオートストレーナは、人手による清掃を不要にすることで、人件費とメンテナンスコストの削減に貢献します。また、清掃にかかるチョコ停をなくしてライン稼働率を向上させます。つまり、無駄な作業やコストを省き、業務効率を大幅に向上させることが可能です。また、企業全体のコスト削減を加速させるだけでなく、作業者の負担を軽減することで職場改善にもつながるソリューションとなります。企業運営の効率化と成長を目指す第一歩として、ぜひお気軽にご相談ください。