Case Study
導入事例
2022/08/01
精密歯車研削盤油性クーラント液ろ過用自動逆洗フィルタ・オートストレーナ
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1. 課題|スラッジを除去して生産性を上げたい!
お悩み
- 歯面のスクラッチ
- スラッジの量が多い
今回のお客様は既存設備において加工の際に、歯面にスクラッチができてしまい生産性が上がらず、ロスが多いことがお悩みでした。
既存1次クーラントのろ過装置で除去できない10μm~80μmのスラッジが、スクラッチの原因との事でした。
除去の為に色んなろ過装置を検討してみられた様ですが上手くいかなかったとの事で、ろ過も自動洗浄も出来るフィルタがないか弊社にご相談頂きました。
様々な2次ろ過フィルタ
2次ろ過フィルタとして、バグフィルタ、カートリッジフィルタ、サイクロン式フィルタ等様々なろ過機が存在しています。
カートリッジ式のバグフィルタ等はろ過については優れていますが、どうしても交換作業が伴いその頻度の手間とランニングコストがかかってしまいます。
サイクロン式は運転圧力と流量が一定でないとサイクロン効果が下がり、またスラッジの比重によっても取り切れない事があります。
2. 提案|現場に最適なオートストレーナ
ろ過については、特殊畳織メッシュのキャンドルエレメントで物理的に10μm以上のスラッジを捕捉させ、また弊社の長年の実績を基に、今回の加工物、スラッジ量及び処理流量に合う濾過面積を選定しました。
フィルタ型式としては洗浄力が高い圧縮空気逆洗式自動洗浄フィルタを提案しました。
3. 結果|安定した全自動運転でろ過と洗浄を実現
お悩みであった歯面のスラッジによるスクラッチが無くなり、全自動運転になりご満足頂く結果となりました。
4. 導入機種|オートストレーナ/自動逆洗フィルター型式6.64
オートストレーナ/自動逆洗フィルター型式6.64は、オイルやクーラント、洗浄液に特化した圧縮エア逆洗システム搭載モデル。
流体 | 油性クーラント液 |
流量 | 220ℓ/min. |
ろ過精度 | 10µm |
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