Case Study
導入事例
2023/02/27
樹脂押出成形 / 循環冷却水ろ過 カートリッジフィルタ交換の手間&コスト低減
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1. お困り事|月に数回必要!カートリッジフィルタの交換
今回ご相談いただいたお客様は、押出成型の循環冷却水をろ過する為に
カートリッジ式フィルタを使用されていましたが、
月に数回の交換が必要で、射出成型機も複数台ある事から、
交換の手間、メンテナスコストの低減をご検討されていました。
2. 懸念事項|3つの懸念事項
お話を伺った際に、以下3つの懸念事項がありました。
- カートリッジ式フィルタと同等の濾過性能を満足できるか
- システムに影響なく自動運転できるか
- 粘着性の樹脂紛やスケールを逆洗で落としきることができるか
3. 提案|特殊エレメントを装備した最適なオートストレーナ
射出成型やアンダーウォーターペレタイザーで使用される冷却水中の樹脂スラッジは粘着性が非常に高く、通常のフィルタエレメントでは逆洗時の剥離が難しいです。
そのため濾過性能は維持しながらも、粘着性スラッジが剥離し易い様に捕捉面に特殊加工を施した特殊フィルタエレメントを選択しました。
また濾過面積は通常選定よりも2倍にし、さらに通常よりも逆洗効果を最大限に高める構造に一部変更しました。
3. 結果|オートストレーナを導入し、全自動運転中!
濾過性能を満足し、全自動運転を実現。
メンテナンスコストの削減にも寄与し、
結果的にカートリッジの産業廃棄低減にもつながり、環境への貢献も!
プラスチック成型、造粒装置で使用される冷却水のろ過で同様のお困りの事があれば
最適なご提案をさせて頂けるかと思いますので、お気軽にお問合せフォームからお問合せください。
4. 導入機種|オートストレーナ/自動逆洗フィルター型式6.18.3
解決したのは、ボールフィルターのオートストレーナ「自動逆洗フィルター型式6.18.3」。
どんな条件下でも高いパフォーマンスを発揮するスタビリティーモデルです。
流量 | 266 l/min |
運転圧力 | 0.20MPa~0.30MPa |
ろ過精度 | 100μm |
※最適な処理量は条件により異なります。詳細はお問い合わせください。
ペレタイジング工程の水質維持に関するブログはこちら↓
又、オートストレーナ6.18.3 独自の逆洗方式についてはこちら↓