遠心こし器

外部動力不要。
循環システムやタンクの
オイル清浄化に効果を発揮。

遠心こし器

当社が提供する遠心こし器は、外部動力一切不要。ライン圧力を利用し、遠心力でスラッジを捕捉する装置です。2000G以上の高い遠心力によって、油中の微細なスラッジを捕捉。油の清浄度を向上させ、利用の寿命を延ばします。簡単なメンテナンスのみで稼働し、ランニングコスト低減に貢献します。

SPEC

遠心コシ器

型式 遠心コシ器
タンク容量 200~1500L
運転圧力 0.3~0.7MPa
流量 55~76 L/分
回転速度 2800~3800rpm
※最適な処理量は条件により異なります。詳細はお問い合わせください。

[解説]
遠心コシ器のしくみ

[解説]遠心コシ器のしくみ①

①下部のノズルからライン圧力を利用してコシ器内に流体を流入させ、下部のノズルから噴射します。

[解説]遠心コシ器のしくみ②

②噴射の反動によって内部ロータが回転し、強い遠心力が発生します。

[解説]遠心コシ器のしくみ③

③流体と固体(スラッジ)の比重差を利用して、遠心力によって固液分離します。

遠心コシ器の活用事例

オイルタンクの側流で、オイルを清浄化する事例です。タンク内の油の一部を側流に取り込み、遠心コシ器でカーボン粒子などの夾雑物を取り除いた後、タンクに戻します。
オイル中の夾雑物を除去することで、オイルを延命化し、システム機器を摩耗などから保護します。また、遠心コシ器を用いることで簡単にスラッジを捕捉し、系外に取り出すことが可能になります。

遠心コシ器の活用事例